「王はほかのどの女たちよりもエステルを愛した…。王はついに王冠を彼女の頭に置き、ワシュティの代わりに彼女を王妃とした」 (エステル記2:17)

「ゲームチェンジャー」という言葉があります。それまで当たり前だった状況や世論の動向を大きく変えるような人物や出来事のこと指すそうです。 エステルがまさにそういう人となりました。
ペルシャ王の王妃に召された不思議も、王に寵愛されたということも、彼女の人生ですが、その先に神さまの計画がありました。彼女は、重大な事件に巻き込まれます。
王国内の圧倒的な権力者の策略で、同胞のユダヤ人たちを皆殺しにする法令の発布がなされたのです。そのとき彼女は自分が何のためにここにいるのか、と迫られました。そして、この一人の女性が、歴史の大舞台の中で、用いられたのです。
ゲームチェンジャー、とは言え、無自覚に、勝手にそうなったのではありません。 信仰によって立ち上がる。そういう姿が浮かび上がる物語です。
- 祈り 主よ、わたしたちに与えられた人生の歩みの中で、どんな時も、あなたの導きの下で歩んでいきたいと願っています。どうかあなたにある気づきと御言葉をくださり導いてください。

