子供のように神の国を受け入れる人でなければ、決してそこに入ることはできない。
(マルコによる福音書10:15)
「子どものように」という言葉に、わたしはよく言葉を付け加えてしまいます。「…すなおに」などと。
ふっと思いました。イエスさまも、聖書著者も、なぜわかりやすいそういう表現を初めから書かないでいるのか?
イエスさまは、子どもを弟子たちの前に立たせて、「子どものように」と語られた。そこで、わたしたちが子どもたちに何を見ているのか、何に気づいているのか…と。
ゆがんだ目や関心や虚栄心、また先入観からではなく、”すなおに”こどもたちに学ぶ謙虚な心を探られているように思います。
- 祈り 主よ、あなたの語られる言葉に、自分の理解しやすい言葉を付け加えていたように思います。神の国を受け入れる子どもの心とありさまに目が開かれ、学ぶ者とならせてください。