その日にはわたしはダビデの倒れた仮庵(かりいお)を復興し、その破れを修復し、廃墟を復興して、昔の日のように建て直す。
(アモス書9:11)
アモス書では、この章の直前までイスラエルの人たちの高慢・不正・不忠実に対して、厳しいさばきが預言しています。
神は、ご自分の民の反抗や不誠実さを嘆き、その不義を裁かれます。しかしそれですべておしまいにはしません。
最後の最後、11節以降に来たるべき日に、神がイスラエル全体を回復されることの預言がなされているのです。
続く12節にこう記されています。…「主はこのことを行われる」。
歴史の主は、今も来たるべき「その日」を意識して、私たちもキリストの福音へと招いてくださっているのです。
…神からいただいた恵みを無駄にしてはいけません。なぜなら、「恵みの時に、わたしはあなたの願いを聞き入れた。救いの日に、わたしはあなたを助けた」と神は言っておられるからです。今や、恵みの時、今こそ、救いの日。(2コリント6:1-2)
- 祈り 主よ、時代が進むにつれ、あのイスラエルのように神さまに背を向ける人たちの不正も大きく目立つようになります。どうか、その中でも私たちがあなたに目を向け、あなたの約束の日を待ち望む者として歩ませてください。