悪人は唇の罪の罠にかかる。神に従う人は苦難から逃れ出る。
(箴言12:13)
少年期の自分を振り返って、わたしたちの価値観や日常の生活の標準は、親や身近な大人を見、教わってきたものだなあと思っています。
善悪の判断だけではなく、そこにある”なぜ”ということも。
そして善いことを”行い”、悪いことは”しない”ということや、そして自分の言葉づかいや感情の表し方、「ありがとう」や「ごめんなさい」という言葉も、身近な大人の姿を見てそして教わってきました。
そうして自分の中に生き方の標準ができてきたように思います。
その上で、おとなになった今のわたしは、この箴言から自分の言動を点検し、そして神さまの側からいただく標準を聴き取っています。
今日の知恵の言葉の一節は、「神に従う人」の経験を証ししています。
ただ「よい言葉」を行うだけで終わらない、神さまへの信頼と従うことの関係の中で経験する守りを、わたしたちは箴言(知恵の言葉)に聴くことができます。
”神さまはじまりの知恵の言葉に生きる経験”、それが今の私のテーマとなっています。
あなたはいかがでしょうか?
- 祈り わたしの主なる神さま。あなたは聖書を通し、箴言(知恵のことば)を通して、わたし「神に従う人」の経験へと招き導いてくださっていることを感謝します。どうか今日も、あなたと共に歩みぬくことができますように導いてください。