「…わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある。あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」
(マタイによる福音書5:11-12)
有名なキリストの山上の説教の一部です。
「幸いである」を英語では、”Happy are you…”(幸せだね) “Bressed are you…”(祝福されてるね)などと表現しています。
「迫害され、身に覚えのないことで悪口を浴びせられるとき…」なのに、なぜ?と思います。
聖書と歴史は、キリストを信じて生きる誠実な信仰者が、しばしば迫害や悩みにあう現実をそのまま伝えています。
それはなすがままにされている…、というのではありません。
その現実の中で神を見上げ、祈り、主にある希望に心を向けていたありさまが伝えられているのです。
まさに「あなたがたより前の預言者たちも、同じように迫害されたのである。」とある通りです。
改めて、「喜びなさい。大いに喜びなさい。天には大きな報いがある」と宣言されているキリストの言葉は真実です。
今の悩みに立ち向かう方法の第一は、この主にある祝福を信じて喜ぶことだと知ることができれば感謝です。
- 祈り 祝福をくださる神さま、あなたを心から信頼します。今日、もしかしたら直面する悩みや問題の中でも、まずあなたを心に迎え祈る者としてください。あなたがいつも共にいてわたしを祝福してくださることを心から喜ぶ者としてください。