わたしたちは、わたしたちに対する神の愛を知り、また信じています。神は愛です。(1ヨハネ4:16)

★思い上がることがないように

また、あの啓示された事があまりにもすばらしいからです。それで、そのために思い上がることのないようにと、わたしの身に一つのとげが与えられました。それは、思い上がらないように、わたしを痛めつけるために、サタンから送られた使いです。

(コリント人への第二の手紙12:7)

パウロは神さまからの特別な経験を与えられたことが、この12章の前半に記されています。

人は、特別な経験や成果をもって、自分を特別な存在として誇ることがあります。
そんな中、パウロは、「だが、(自分を)誇るまい」と語り、自分にくぎを刺しています。
それだけでなく、その高ぶりに気づくように、神さまが彼に一つのとげを与えてくださっていると語っています。

人の思い上がりや高慢は、もっとも深刻な罪です。神さまからのどんなに良いものを体験していようと、高慢さが、神さまでなく自分に栄光を向けるようにしていくからです。

だから、しばしばわたしたちが経験する痛みや悩みには意味があります。自分の高ぶりに気づかせてくださる幸いを覚えましょう。

  • 祈り 主よ、わたしの心を探り気づきを与えてください。思い上がり、高慢になりやすいわたしの心があります。わたしの心がこわばって頑なになってしまう前に、わたしの心をやわらげてください。
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