主よ、人間とは何ものなのでしょう あなたがこれに親しまれるとは。人の子とは何ものなのでしょう あなたが思いやってくださるとは。
(詩篇144:3)
ダビデは、その生涯で多くの苦難、苦悩、いのちが危険を経験してきました。
しかし、そんな中で彼は、神さまに支えられ、守られ、導かれてきたことも経験してきたのです。
気づき振り返ると、それはただ神さまからの憐れみでした。
彼の歌は、その憐れみの不思議を歌い上げています。
神さまが、ここまで人に、何より自分に心に向けてくださっていることへの不思議です。
この詩篇144篇は、「いかに幸いなことか 主を神としていただく民は」という言葉で結ばれています。
そういう賛美を自分の言葉としてあらわすことが、どれほと幸いな事か、この詩篇はわたしたちに教えてくれています
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたがわたしにも目を向けて下さり、知っていてくださり、慰めと励まし、そして導いて下さっていることを、思い起こしています。わたしはどれほど幸いな者でしょうか。どうか、時に鈍くなってしまいがちなわたしの心をきよめてください。あなたの恵みに気づき、心から感謝できる者としていてください。