この者がわたしのために家を建て、わたしは彼の王座をとこしえに堅く据える。
(歴代誌上17:12)
王宮に住むダビデの心にかかることは、主の契約の箱を天幕の下においたままであったことでした。彼は主のために宮を建てたいという願いを持ちます。
しかし、その願いは彼の代では達成されない。そのことが預言者ナタンを通して語られたのが今日の聖書の言葉です。
どんなに立派でよい願いよりも、神さまの御心とご計画が優先されます。
ダビデもこれを聞いて、その言葉のもとに自分の身を置きました。
それがダビデの謙遜です。
わたしたちも、自分のよい発想や思いや願いがあってもなお、神さまに道を譲る心を持つことは大切です。
- 祈り 主よ、あなたの御心とご計画のもとにわたしは身を置きます。どうか、その御心の中で、わたしを用いてください。またあなたのなさることに心から「アーメン」と言える者としてください。