王はたいそう喜んで、ダニエルは引き出されたが、その身に何の害も受けていなかった。神を信頼していたからである。
(ダニエル書6:24)

王から重んじられたダビデは、周囲の妬みをかい、その策略で、ライオンの穴に投げ込まれました。しかし、彼は神の御手によって守られていたという記事です。
ライオンの穴を見て、最も絶望的な状況で、だれも助からないと思われました。
しかし、神は、彼を守られたのです。
半ばあきらめの気持ちで、穴に向かって叫んだ王の問いかけはこうでした。
「ダニエル、ダニエル、生ける神の僕よ、お前がいつも拝んでいる神は、獅子からお前を救い出す力があったか」(:21)
絶望も、あきらめも、わたしたちの心が傾きやすい現実です。しかし、神さまはそれを乗り越えて救いを下さるお方です。
だからダニエルのように、「神を信頼していたからである」と言われる者でありたいと願います。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたを心から信じて礼拝できる祝福を心から感謝いたします。わたしはあなたを信頼します。どうか、あなたの道をそれることなく、まっすぐ従っていくことができる者としてください。どんな危険や障害にも、信仰をもって従い歩みぬく者としてください。