主はこう言われる。正義と恵みの業を行い、搾取されている者を虐げる者の手から救え。寄留の外国人、孤児、寡婦を苦しめ、虐げてはならない。またこの地で、無実の人の血を流してはならない。
(エレミヤ書22:3)

エレミヤを通して語られた、王たちに対する神の命令です。
良い王さまならば当然こうあってほしい、と思う王の姿ですが、そうではなかったようです。
「人にやさしい国づくり」という言葉をどこかで聞いた覚えがあります。
けれどもそれは、「だれか」大勢を占める人たちだけのため…、という意味であれば、今日の神の御言葉はあてはまりません。
侵略があり、搾取があり、敵意が公然と語られ、他者を排斥する…そんな時代の当たり前をつくらないように、神さまの御言葉とその思いを語り継ぐ者でありたいと願います。
- 祈り 恵み深い天の父なる神さま。あなたの思いをまっすぐ、深く受け止める者でありたいと願っています。この世の常識や大勢がどのような方向を向いていても、あなたの御言葉と思いに心を向ける者としてください。