「子どもたちをわたしのところに来させなさい。妨げてはならない。神の国はこのような者たちのものである。…」
(マルコによる福音書10:14)
「妨げてはならない」。弟子たちは、子どもたちを妨げていたことを注意されました。
さて、わたしに向けて言われているとき、わたしはだれを、どんな風に妨げているだろうか…と、思いめぐらせます。
やはり、子どもを、また弱い立場にある人を、貧しい人を、病の中にある人を、そして罪や過ちの中にある人を、恵みから遠ざけるようなことをしてはいないだろうか…ということを思います。
「わたしのところに来させなさい」。
妨げるのではなく、どうしたらその人たちをイエスさまのもとへ行かせることができるだろうか、と、そのことに心と知恵を用いるべきことの気づきが与えられます。
わたしたちもまた、「キリストのお陰で、今の恵みに信仰によってい導き入れられ」(ロマ5:3)たのですから。
- 祈り 主よ、今どういうことに心と時間、知恵を用いるべきかを示されています。人のあらや過ち、足りなさを見て、イエスさまから遠ざけるのではなく、むしろ近づけていくことができますように、わたしの心を砕き、導いてください。