ほかの福音といっても、もう一つの別の福音があるわけではなく、ある人々があなたがたを惑わし、キリストの福音を覆そうとしているにすぎないのです。
(ガラテヤ書1:7)
「ほかの福音」。それは、パウロの当時ばかりではない、今もわたしたちの身近に、そして内側にもあるかもしれません。
そのすべては「イエス・キリストの福音」から目を背けさせるものです。
これだけできれば救われる、自分は大丈夫というもので、それは人が納得しやすい内容かもしれません。
一方で、キリストの福音の、神の愛の大きさは、わたしたちの想像をはるかに超えているので、わたしたちの心の納得が追いつかないほどかもしれません。
聖書の招きは、福音を、ただそのまま信じて受け取りなさい、ということです。
この福音を自分の都合や理解力で、ゆがめてしまわないように、聖書と教会は、その恵みの偉大さを語り続けているのです。
- 祈り 主よ、あなたの福音の中に歩み続けることができますように、導いてください。
どうか、他の人やまた自分発信であれ、「ほかの福音」に騙されることのないように、わたしの心に気づきを与えてください。