どうか、御父が、その豊かな栄光に従い、その霊により、力をもってあなたがたの内なる人を強めて、信仰によってあなたがたの心の内にキリストを住まわせ、あなたがたを愛に根ざし、愛にしっかりと立つ者としてくださるように。
(エペソ人への手紙3:16-17)
獄中のパウロが、エペソ教会の信徒の方々を思ってささげた祈りです。
それは信仰の成長と人格的成熟のためのとりなしでした。
わたしたちもいろいろなとりなしの祈りをささげます。だれかの健康、経済、平和や成功、そし必要の満たし…など。その多くが目に見える外面的な守りと祝福だと気づくことはありませんか? エペソの人たちもそれらを祈っていたことでしょう。まさに彼らはそれらを必要としていたのです。
パウロはその必要を認めつつも、そこで生き抜く彼らの、主にある内面の成熟と祝福を祈りました。
それが、”永遠”に望みを置く人の霊的祝福につながる、かけがえのない祈りだからです。
パウロに祈りを学ぶ。大切なみ言葉だと思います。
- 祈り 主よ、「何よりもまず神の国と神の義を求めなさい」と言われたイエスさまのみ言葉を思い起こします。まずあなたとの交わりを深められ望みと主の愛に満たされて歩むことができますように祝福してください。またわたしも教会のために、主にある兄弟姉妹のために、霊的祝福を祈るものとしてください。