痛手に先立つのは驕(おご)り。つまずきに先立つのは高慢の霊。
(箴言16:18)
自分の心におごりがないか? 高慢な思いがないか? それが表れていないか?
自分自身の心や言葉、だれかに対する態度を吟味することは大切です。
それは放置していてはいけないものだと聖書は語ります。
その心と態度には、必ず結果が伴うからです。
新改訳では、それを破滅や倒れと表現しています。
自分の正しさを主張し、相手を非難、批判する心。相手が無知だと思い、その存在や判断、考えのすべてを否定してしまう言葉や態度。
そうやって不遜な態度をとることで、実は、自分の心が滅びへと向かっていることを忘れてはなりません。
イエスさまは、愛をもって罪びとと呼ばれた取税人ザアカイの家に入りました。彼を非難するためではなく、受け入れるためでした。
はたして私たちは、どんな態度をとっているでしょうか?
- 祈り 主よ、わたしの心と言葉と態度を清めてください。しばしば自分の正しさ、知識、認識を主張し、相手を否定し、批判し、見下してしまうようなものとなってしまいやすい者です。どうか私の心を砕いてください。