打ち砕かれた心の人々を癒し、その傷を包んでくださる。
(詩編147:3)
自分が大切にしてきたものや親しくしてきた人を失う、また大切にしてきた夢に挫折する…、貧しさ、悲しみ、また裏切りを経験することもある。わたしたちの心はそういう経験で大きく傷つくことがあります。
神さまは、そんな心に触れていやしてくださる。そんな神さま体験を詩編の作者は語りだしています。
その経験を、簡単に他人が評価できるものではありません。
ある人は、自分がいかに頑張ってそこから立ち直ったか…とお話になります。
けれども、わたしたちは、自分をその悩みから救ってくださった神さまがこんなにも素晴らしい!と証しすることができます。
決して変わることも朽ちることもない、神さまとの絆(きずな)がわたしたちのいのちと人生の土台となっていったからです。
- 祈り 主よ、あなたがわたしを救ってくださったのは、挫折と悲しみの経験の中ででした。わたしは鈍い者で、そういう経験を通してでなければ、あなたを心から知ることができませんでした。今経験する心の痛みは、それだけで終わらない。あなたがその傷を包んで、あらたな神さま体験へと導いてくださることを心から感謝します。