「それは人間にできることではないが、神は何でもできる」。
(マタイによる福音書19:26)
今日の個所は、お金持ちの青年がイエスさまのもとに来て、永遠の命を得るにはどうすればよいのかと尋ねたところから始まります。
イエスさまの答えは、自分の財産で貧しい人を施し、わたしについて来なさい、そうすれば天に宝を積むことになるというものでした。
すると彼は、悲しみながら立ち去ったとあります。「たくさんの財産を持っていたから…」です…と。
いのちのことを大切に思っても、富への思いが邪魔をすることがわかります。
イエスさまは「天に宝を…」と新しい視点とともに、まず神さまに目を向けることを語ります。
今、未曽有の困難の中で、自分の持てるもの、国や周囲が与えてくれるものごと注目が集まっています。クリスチャンであるわたしたちは、まず神さまに目を向けて、神さまの助けを待ち望む者でありたいと願います。
「私たちのたましいは主を待ち望む。」(詩篇33編)
- 祈り 主よ、わたしはあなたの知恵と助けを求めます。あなたに導かれて従う者としてください。