千年といえども御目には、昨日が今日へと移る夜の一時(ひととき)にすぎません。
(詩篇90:4)
ここには、わたしたちの知識や理解のはるかに及ばない、神さまがあらわされています。
歴史の教科書で、千年の時の流れや出来事について断片的に学ぶことはできたとしても、そのことごとの真実やつながりなど、すべてをわたしたちは知りうることはできません。
しかし、神さまはすべてを見ておられ、ご存じです。
今日のの聖書の言葉は、出エジプトから、民の不従順ゆえに40年荒野をさまよった、その民のリーダーモーセの祈りのとして取り上げられています。
約束の地を待ち望んで、ひたすら一日一日の荒野での生活を過ごす、それは長く思える日々であったと思います。それでもモーセは、あせることなく、自分の見えている現実を超えるすべてをご存じでよいご計画をお持ちの神さまに目を向けて、たたえています。
「どんな時でも私は、賛美を決してやめることはない~♪」という賛美があります。
礼拝もまた、この神さまを思い、信頼を寄せて、共にこの方をたたえる時です。
- 祈り 主なる神さま。あなたは数千年の時間の流れをつぶさにご存じであり、同時に、今日一日のわたしの歩みにも目を留めて導いてくださるお方です。そんなあなたの語られること、なさることに信頼します。そして心からあなたをたたえます。