雲が夕方から朝までしかととどまらず、朝になって、雲が昇ると、彼らは旅立った。昼であれ、夜であれ、雲が昇れば、彼らは旅立った。
(民数記9:21)
イスラエルの民は、その荒野の旅路を神さまに従うことを第一とした。
昼は雲の柱、夜は火の柱が神の導きを示す。それらが幕屋の上にとどまるならばそこにいつまでもとどまり、動くならば、それが滞在一日しかたってなかろうが動く。昼であろうと夜であろうと従っていった。
こう聞くと、神さまに従って歩むことは面倒だなと感じるかもしれません。自分の都合や知恵や経験、そして方法を思うと、神のタイミングや導きが非効率に思うかもしれません。自分たちにとっての状況の良し悪しだけで、物事を判断することがあるかもしれません。そうして私たちは、神さまを無視して歩むことはないでしょうか。
「どちらがいい?どちらが正しい?」そう問われる時、この世の生きざまは自分の知恵に頼り、信仰者は神に頼ることを選びます。神さまと知恵比べをするのではなく、その御言葉に聞き従うことこそ、最善と知ることができれば感謝です。
- 祈り 主よ、あなたの御言葉を聞く者、聞いて従う者としてください。神さまあなたとともに歩む者としての悟りを与えてください。あなたを心から信頼して従い歩みます。