聖書から

柔らかな応答は憤りを静め、傷つける言葉は怒りをあおる。（箴言15:1）聖書は、わたしたちの人間関係に大切なありさまをわかりやすく教えてくれます。これもそのひとつ。困難や問題、不満や怒りがあるところだからこそ、それをあおるのではなく、しずめる...

ある人々は正しい良心を捨て、その信仰は挫折してしまいました。（テモテ第一の手紙1:19）これはクリスチャンと呼ばれた人のお話です。神さまを知りながらも、神さまに背を向け、正しい良心を捨てて歩む人がいるという現実は、今もあります。もしかしたら...

「さあ、ベツレヘムへ行こう。主が知らせてくださったその出来事を見ようではないか」。（ルカによる福音書2:15）天使を通して知らされた救い主誕生の出来事。その知らせに素直に応答する羊飼いの姿がいいですよね。はたして、私たちがこのような知らせを...

その日には、人は言う。見よ、この方こそわたしたちの神。わたしたちは待ち望んでいた。この方がわたしたちを救ってくださる。この方こそ、わたしたちが待ち望んでいた主。その救いを祝って喜び躍ろう。（イザヤ書25:9）人生の中に、そして歴史の中に「特...

自分の父あるいは母を呪う者は、必ず死刑に処せられる。（出エジプト記21:17）家庭環境や状況にもよりますが、一様に父や母への敬意が軽んじられている時代になっています。いや、父や母を虐待したり、また事件になりませんが、”呪う”こと罵倒すること...

肉の望むところは、霊に反し、霊の望むところは、肉に反するからです。肉と霊とが対立し合っているので、あなたがたは、自分のしたいと思うことができないのです。（ガラテヤ人への手紙5:17）信仰者の生活の中でも、最も身近で、そして困難な、毎日の戦い...

わが子よ、わたしの言葉に耳を傾けよ。わたしの言うことに耳を向けよ。（箴言4:20）わたしも、父として、特に信仰生活面での苦言を呈することがあります。どんなに大切なことを伝えても、反発し聞き流す子もいます。果たしてわたしも、神さまの前にそんな...

朝にはあなたの慈しみに満ち足らせ、生涯、喜び歌い、喜び祝わせてください。（詩編90:14）朝目覚めると、新しい一日の始まりを神さまに感謝し、神さまとともに歩むことができますように、と祈ります。　新しい一日だからこそのワクワクですね。新しいこ...

彼らは剣を打ち直して鋤(すき)とし、槍(やり)を打ち直して鎌(かま)とする。国は国に向かって剣を上げず、もはや戦うことを学ばない。（イザヤ書2:4）多くの人の願いは、争うことではなく平和であるはずです。しかし一方で、人と人、民族と民族、国と...

もしあなたのみおしえが私の喜びでなかったら、わたしは自分の悩みの中で滅んでいたでしょう。（詩編119:92）それぞれが持つ深刻な苦しみや悩みというものがあります。ある人は、それで自分自身を責め、傷つけるます。またそのいらだちをほかの人に向け...