さらに、次のように言われた。「人から出てくるものこそ、人を汚す。中から、つまり人間の心から、悪い思いが出て来るからである。」（マルコによる福音書7:20-21）「人を汚す」。それは一言で、人を神とその祝福から引き離すということ。人を罪に引き...

主はわたしの嘆きを聞き、主はわたしの祈りを受け入れてくださる。（詩篇6:10）悔い改めの祈りが描かれた詩編です。罪の結果、神さまが共におられる感覚を失い、霊的平安を失ってしまった中で、神さまを求めて祈っています。他人事で見るならば、なんとも...

体の鍛錬も多少は役に立ちますが、信心は、この世と来るべき世での命を約束するので、すべての点で益となるからです。（テモテ第一の手紙4:8）「信心」「敬虔」と訳される言葉は、「神さまに対する敬意」ともいえる言葉です。今、マリアという本を読んでい...

また、酒に酔ってはいけません。そこには放蕩があるからです。御霊に満たされなさい。（エペソ人への手紙5:18）クリスチャンに対する戒めです。お酒に酔うことのトラブルを、身近でよく見聞きします。けれども、自分もお酒が好きだから…、とあまり強く戒...

御言葉を教えてもらう人は、教えてくれる人と持ち物をすべて分かち合いなさい。（ガラテヤ人への手紙6:6）「御言葉の教師」と良いものを分かち合う。歴史の中で教会は、そうやって育ち、福音を地域へ、そして全世界へ広げていきました。御言葉を受け取り、...

イエスは言われた。「娘よ、あなたの信仰があなたを救った。安心して行きなさい。もうその病気にかからず、元気に暮らしなさい」。（マルコによる福音書5:34）直前にはこうあります。女は自分の身に起こったことを知って恐ろしくなり、震えながら進み出て...

わずかなパン種が練り粉全体を膨らませるのです。（ガラテヤ人への手紙5:9）神さまが確立してくださった福音。ただイエスさまの恵みと信仰による救いを、混ぜ物にしてしまう巧みな惑わしがあります。救いを評価したり、持っているものや能力で批判したり差...

洗礼（バプテスマ）を受けてキリストに結ばれたあなた方は皆、キリストを着ているからです。（ガラテヤ人への手紙3:27）「何に結ばれて生きているか？」と問われれています。家族、仕事、遊び、スマホ？などなど。どれも大切に思うかもしれません。でもか...

「…その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである」。（マタイによる福音書1:21）神さまは、私たちの罪の深刻さを、わたしたち以上にご存じです。それは、ご自分とのあるべき良い関係が、長く断絶されてきたから、そしてその回...

「…神の御心を行う人こそ、わたしの兄弟、姉妹、また母なのだ。」（マルコによる福音書3:35）教会で、わたしたちはお互いを「主にある兄弟姉妹、家族」という表現をします。それは、何よりもイエス・キリストの救いによって神さまとの関係が回復されたか...