「誰を遣わすべきか。誰が我々に代わって行くだろうか」。　わたしは言った。「わたしここにおります。わたしを遣わしてください」。 （イザヤ書6:8） イザヤは直前に、完全な罪の赦しの体験をしています。 それは、自分の努力や功績によらならい、10...

それで今や、わたしたちはキリストの血によって義とされたのですから、キリストによって神の怒りから救われるのは、なおさらのことです。 （ローマ人への手紙5:6-11） 人の罪に対して、神の怒りがある。はたして自分の罪深さに気づくことがあるでしょ...

生きているのは、もはやわたしではありません。キリストがわたしの内に生きておられるのです。わたしが今、肉において生きているのは、わたしを愛し、わたしのために身を献げられた神の子に対する信仰によるものです。 （ガラテヤ人への手紙2:20） 本物...

このキリストのお陰で、今の恵みに信仰によって導き入れられ、神の栄光にあずかる希望を誇りにしています。そればかりでなく、苦難をも誇りとします。 （ローマ人への手紙5:2-3） 　パウロは与えられている恵みと希望に目を注いで、心から誇り、喜んで...

金銭に執着しない生活をし、今持っているもので満足しなさい。 （ヘブライ人への手紙13:5） これは、しばしばわたしが自分自身に打ち込む御言葉です。 たくさんの商品に囲まれてわたしたちは生活しています。 必要かどうかより、「ほしい」という思い...

悪に負けることなく、善をもって悪に勝ちなさい。 （ローマ人への手紙12:21） 先日のイースターに、スリランカでテロがあったことは記憶に新しいかと思います。 そこに、現実の悪の力が働いていたと思わずにはいられません。 聖書ははっきりとその「...

真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。 （ヨハネによる福音書16:13） 「真理を悟る」というと、修行の末に会得する至高の境地をイメージしませんか？ しかしイエスさまは、人は聖霊の助けによって初めて、真理を悟るのだと...

「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」。 （ルカによる福音書5:5） 「お言葉ですから」。それがわたしたちの信仰生活で大切にしたい言葉です。 自分の経験ややり方、考...

わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。 （イザヤ書53:1） 私たちは、神さまの御思いの深さ、広さ、そしてそのご計画の不思議さのすべてを理解すること、受け入れることは困難です。 私たちの常識や...

あなたの杖をもってご自分の民を牧してください。あなたの嗣業である羊の群れを。 （ミカ書7:14） 「嗣業（しぎょう）」は広辞苑にさえ載っていない、聖書翻訳独特のことばです。 それは、神さまから受け継ぐべき良きもの、また神さまとの特別な関係を...