今いまし、昔いまし、やがてきたるべき者、全能者にして主なる神が仰せになる、「わたしはアルパであり、オメガである」。
(ヨハネの黙示録 1:8)
「アルパ(アルファ)であり、オメガ」。
ギリシャ語アルファベットの最初と最後の語で、比喩的に、神である主の永遠性と完全性を意味します。
かつて、あのモーセの前で、ご自分を指して「わたしは『わたしはある』という者である」(出エジプト3:14)と言われた言葉に通じます。
生まれて死ぬ…という私たち自身の常識からは、測りきることのできない存在です。
こういう「神」について”語りきる言葉”を私たちは持っていませんし、できはしません。
ただ、神さまの側からご自分を、私たちにもわかる親しい姿で現してくださいました。
それが、主イエス・キリストです。
どうか、福音書を通して、イエスさまのお姿に心を向けてください。そこに永遠で完全である神が、私たちに向けてくださった熱い思いを見ることができるでしょう。