主は世界中至るところを見渡され、御自分と心を一つにする者を力づけようとしておられる。
(歴代誌下16:9)
この節には後半があります。
この事について、あなたは愚かだった。今後、あなたには戦争が続く。
預言者を通して語られた、この神の言葉に逆上した南王国のアサ王は、その預言者を投獄してしまいました。アサ王の晩年は、神を求めない歩みであったと記されています。
ただ実は、そんな彼の生涯の前半は、神を求める「善王」であったと言われています。
アサの心はその生涯を通じて主と一つであった。…アサの治世第三十五年まで戦争はなかった。(15:17-18)
あまりにも対照的に見える神への態度と歩みとその結果を、一人の人の生涯に見て、わたしは他人事ではないと身につまされます。
そして改めて、今日あげている聖書のことばに注目して、神の思いと心を一つにすることを大切にしていきたい、そう願わされます。
- 祈り 主よ、わたしの心の不純を取り去り、なによりもまずあなたを求める心を与えてください。傲慢な思いにとらわれてあなたを見失うことがありませんように、わたしに気づきを与えてください。