「…その子をイエスと名付けなさい。この子は自分の民を罪から救うからである」。（マタイによる福音書1:21）わたしたちも子どもたちに名前を付ける時、かなり悩み、祈りました。子どもたちが自分の名前を思う時に、そこに親がどんな願いと祈りを込めてつ...

そのとき、「これはわたしの愛する子、わたしの心に適う者」と言う声が、天から聞こえた。（マタイによる福音書3:17）マタイ、マルコ、ルカでも記されたイエスさまの洗礼時に、神が人に聞こえるように証言した言葉です。ただこの言葉を聞いた人たちが、ど...

いさかい好きな妻と一緒にいるよりは、屋根の片隅に座っている方が良い。（箴言21:9）　”いさかい好きな妻”や身内がいるということ。それだけで家庭生活は息が詰まります。　　だれか、というより、それがもし自分がそうなっているのなら、気をつけなけ...

だれかが、一ミリオン行くように強いるなら、一緒に二ミリオン行きなさい。（マタイによる福音書5:41）　十字架前夜、イエスさまをとらえに来た人々に「わたしである」と答えたとき、彼らは後ずさりして、地に倒れたとあります。逃げずに、兵卒たちの前に...

わたしは福音を恥としない。福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力だからです。（ローマ人への手紙1:16）今も昔も、この福音を伝えた時にはいろいろな反応が返ってきます。はじめから拒絶する人、聞いたけれど...

あの方は、ここにはおられない。かねて言われたとおり、復活なさったのだ。さあ、遺体の置いてあった場所を見なさい。（マタイによる福音書28:6）使は女性たちに、はっきりとイエス・キリストの復活の事実を知らせます。マリヤに対する受胎のメッセージに...

「…それから、わたしを呼ぶがよい。苦難の日、わたしはお前を救おう。そのことによって、お前はわたしの栄光を輝かすであろう」。（詩篇50:15）古来のことわざ「苦しい時の神だのみ」を聞くとき、多くの人が、”それは最終手段、よほどのことがない限り...

「もう少しすると、来たるべき方がおいでになる。遅れられることはない。…」｟へブル人への手紙10:37）　キリストが再び来られる（再臨）ことへの希望は、聖書が語り、教会が信じる信仰の柱です。　　もう少しすると…と言われつつ、もう二千年近く経っ...

常に主を覚えてあなたの道を歩け。そうすれば、主はあなたの道筋をまっすぐにしてくださる。（箴言3:6）「常に」と言われています。大きな決断や選択の時ばかりでなく、小さなことでも、そして日常のあたりまえの生活の中でも、共に主がおられることを思い...

…欲望ははらんで罪を生み、罪が熟して死を生みます。（ヤコブの手紙1:15）欲望そのものではなく、わたしたちを死に追い込むのは、わたしたちの内にある罪です。欲望にながされて、神さまから目をそらし、背を向けて生きようとするわたしたちの「罪」が、...