真理の霊が来ると、あなたがたを導いて真理をことごとく悟らせる。 （ヨハネによる福音書16:13） 「真理を悟る」というと、修行の末に会得する至高の境地をイメージしませんか？ しかしイエスさまは、人は聖霊の助けによって初めて、真理を悟るのだと...

「先生、わたしたちは、夜通し苦労しましたが、何もとれませんでした。しかし、お言葉ですから、網を降ろしてみましょう」。 （ルカによる福音書5:5） 「お言葉ですから」。それがわたしたちの信仰生活で大切にしたい言葉です。 自分の経験ややり方、考...

わたしたちの聞いたことを、誰が信じえようか。主は御腕の力を誰に示されたことがあろうか。 （イザヤ書53:1） 私たちは、神さまの御思いの深さ、広さ、そしてそのご計画の不思議さのすべてを理解すること、受け入れることは困難です。 私たちの常識や...

あなたの杖をもってご自分の民を牧してください。あなたの嗣業である羊の群れを。 （ミカ書7:14） 「嗣業（しぎょう）」は広辞苑にさえ載っていない、聖書翻訳独特のことばです。 それは、神さまから受け継ぐべき良きもの、また神さまとの特別な関係を...

『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』。 (マタイによる福音書4:4） 今、食パンブームだと聞きました。通常の数倍する値段の食パンが飛ぶように売れ店があると。よほどのおいしさなのでしょうね。 口にする食物...

痛手に先立つのは驕（おご）り。つまずきに先立つのは高慢な霊。 （箴言16:18） うーん、まさにこれはわたしへの戒めの言葉です。 すべての失敗や過ちの要因は、わたしの中に潜んでいる高ぶりだと感じています。 わたしへのチャレンジは、どれだけ神...

わたしの兄弟たち、いろいろな試練に出会うときは、この上ない喜びと思いなさい。 （ヤコブの手紙1:2） 神さまに信頼して向かう試練と、神さまを知らないでの試練には、雲泥の差があります。 神さまは、その試練の理由も目的も意義もよくご存じだからで...

わたしのためにののしられ、迫害され、身に覚えのないことであらゆる悪口を浴びせられるとき、あなたがたは幸いである。 (マタイによる福音書5:11） 敵意や憎しみを向けられることは、辛いことです。 イエスさまの辛さはどれほどのものだったでしょう...

目覚めよ、わたしの誉れよ。目覚めよ、竪琴よ、琴よ。わたしは曙（あけぼの）を呼び覚まそう。 （詩篇57:9） わたしたちは現実的な問題や妨げを経験することがあります。 また自分の限界を感じ、これ以上進めないと思う時があります。 でも、そこで自...